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名鉄モ400形電車 (初代) : ウィキペディア日本語版
名岐鉄道デボ400形電車[めいぎてつどうでぼ400がたでんしゃ]

名岐鉄道デボ400形電車(めいぎてつどうデボ400がたでんしゃ)は、現・名古屋鉄道(名鉄)の前身事業者の一つである旧・名古屋鉄道が導入した1500形電車のうち1511 - 1517の7両について、旧・名古屋鉄道の後身である名岐鉄道当時の1935年昭和5年)に実施された形式称号改訂に際して付与された形式区分である。
デボ400形に区分された8両は、旧・名古屋鉄道初の新製車両として1923年大正12年)に製造された2軸ボギー構造を採用した木造車体の電車制御電動車)で、旧・名古屋鉄道の前身事業者である名古屋電気鉄道当時に落成した1500形1501 - 1510(後の名岐デボ300形・デボ350形)と同様に「郡部線」と通称される鉄道線区間に導入された。
本項では、デボ400形となった1500形1510 - 1517と同時に落成したものの、形式称号付与に際して仕様の相違から別形式に区分された1500形1518を由来とするデボ450形電車についても併せて記述する。
== 沿革 ==
1500形1501 - 1510に次ぐ増備車として、1923年(大正12年)8月に1511 - 1518の8両が名古屋電車製作所において新製された〔。木造二重屋根(ダブルルーフ)構造の車体は1501 - 1510と同様であるが、両端扉の構造や側面窓配置などが設計変更された〔。また主要機器の製造メーカーがゼネラル・エレクトリック (GE) からイングリッシュ・エレクトリック (EE) に変更された点が異なり〔、以降「デッカーシステム」と通称されるEE社製の主要機器、またはEE社の国内生産ライセンスを得て製造された東洋電機製造製の主要機器が、旧・名古屋鉄道およびその後身である名岐鉄道や現・名古屋鉄道において標準機器として採用される端緒となった〔。
旧・名古屋鉄道が美濃電気軌道との合併を機に1930年(昭和5年)9月に社名を名岐鉄道と改称したのちに実施された形式称号改訂〔に際しては、1511 - 1517はデボ400形401 - 407と形式称号および記号番号を改め〔、車体外観・主要機器は同一ながら車内の仕様が異なった1518のみデボ450形451と別形式に区分された〔。
のちにデボ450形はデボ400形へ統合され、さらに現・名古屋鉄道(名鉄)成立後には全車とも電装解除による制御車化改造を実施してク2260形と形式称号を改め、1965年(昭和40年)まで運用された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「名岐鉄道デボ400形電車」の詳細全文を読む



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